2013年03月19日

ブースター問題

先日行われたアジア・ヨーロッパオールスターチャレンジにて

 水谷選手が、ブースター問題について
 中国メデイアの質問に答えた記事が掲載された。

「何人かの選手が違法なグルーを使っていて、それはアンフェアである。
私はいつも試合はフェアであるものと信じている。」

彼はロンドンオリンピック後のグランドファイナルを含め、
国際大会をボイコットした。
しかしながら、最近クウェートオープンに出場、準々決勝まで進出し、
馬龍に敗れている。

このカムバックは何を意味しているのか?
何が彼の心を変えたのか?

「私はオリンピックの後、肉体的にも精神的にも疲れていた。
私は、3,4ヶ月休みたかった
そしてリラックスの時間が欲しかった。」

彼はボイコットの件に関して、国際卓球連盟会長のシャララ氏に
手紙を書いている。

「私はシャララ氏が、この問題を解決してくれるだろうと考えている。
しかし、彼は他にも多くの問題を抱えている。
私は、彼がフェアな環境のために尽力してくれるだろうと信じている。」

「私は、すでに卓球をする準備ができている。
状態は日に日に良くなっていくだろう。
これが私の義務であり、他の事はITTFの仕事である。」

世界選手権パリ大会でのAGM(年次総会)にて
「裏ソフトの反発上限数値を決める」というITTF理事会への提案が明らかになった。
水谷選手の思いを受け、一歩前進した形だが、提案が通るかはまだ未定。
解決にいたるまでには時間がかかりそうだ。


 

 



Posted by ピンポンパン at 19:12

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